ゴルフでフェースが開くとは?原因と改善方法を初心者向けに解説
- 上達のヒント

ゴルフで「フェースを開く」という言葉を耳にする機会は多くあります。しかし、初心者のうちは意味をしっかり理解できていないことも少なくありません。
この記事では、フェースを開くという言葉の意味や、意図せずフェースが開いてしまう原因、改善方法について解説します。
フェースを開くとは
ゴルフで初心者が指摘を受けやすい項目のひとつが、フェースの開きです。
では「フェースを開く」とは、具体的にどのような状態なのでしょうか。
そもそもフェースとは
フェースとは、ゴルフクラブのヘッドのうち、ボールが当たる面のことを指します。
フェース面のシャフト側をヒール、反対側をトウと呼びます。
フェース面には溝(スコアライン)が入っているクラブも多く、これはバックスピンをかけやすくしたり、水はけを良くしたりする役割があります。
溝の体積や縁の鋭さにはルールがあり、一般ゴルファーにも2024年から新規制が適用されています。これからクラブを購入する場合は、規制適合モデルを選ぶと安心です。
まずはフェースとは何を指すのか、おさらいしましょう。ゴルフクラブの先端にあるヘッドの、ボールが当たる面をフェースと呼びます。フェース面のシャフト側がヒール、その逆側がトウです。
フェース面の溝(スコアライン)の有無は、クラブの設計や番手によってさまざまです。溝はバックスピンの掛かりを良くするためや、水はけを良くするためにつけられています。
溝の体積と溝の縁の鋭さには規則があります。プロや一部のアマチュアには既に施行されていますが、一般ゴルファーには2024年から適用される予定です。これからゴルフクラブの購入を検討している人は、新しい規制に適合しているクラブから選ぶようにしましょう。
フェースを開く状態とは
フェースを開くとは、クラブフェースがターゲットライン(ボールと目標を結ぶ仮想線)よりも利き手側を向いている状態を指します。逆に反対側を向いている状態が「フェースを閉じる」、ターゲットラインに対して垂直な状態が「スクエア」です。
フェースが開いた状態は「オープンフェース」とも呼ばれ、ロフトが寝た状態と表現されることもあります。
フェースを開くとデメリットはある?

フェースが開いたままインパクトを迎えると、いくつかのミスが起こりやすくなります。
スライスになりやすい
フェースが開くと、打球はスライスになりやすくなります。
フェース面が斜めに当たることで、ボールに横回転がかかり、利き手方向へ大きく曲がってしまうためです。
シャンクの原因になる
フェースが開いた状態では、クラブのネック部分にボールが当たる「シャンク」も起こりやすくなります。
ボールが急角度で利き手方向に飛び出すため、大きなミスにつながります。
フェースを開くメリット

ゴルフでフェースが開くことによって起こるミスもありますが、逆に意図的にフェースを開いて打つというテクニックもあります。フェースを開いて打つことに、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、フェースを開いて得られるメリットについて紹介します。
ボールを高く上げやすくなる
ゴルフでフェースを開いて打つと、高さが出やすくなります。アプローチショットなどはグリーン上で止めるために、ショットの高さを出すのが効果的です。バックスピンもかかりやすく、落下地点からのランを抑えられます。
クラブが砂に潜りにくくなる
バンカーでは、砂に潜りすぎると砂の重さの抵抗が増え、クラブを振り切れなくなってしまう場合があります。そこでフェースを開いて打つとクラブが砂に潜りにくくなり、飛距離を出せるでしょう。
フェースが開く原因と改善方法

ゴルフでフェースが開くようになってしまった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。ここでは、意図せずフェースが開く原因と改善方法を紹介します。
グリップを見直す
フェースが開いてしまう場合は、まずグリップを見直しましょう。アドレスの時点でフェースが開いてしまっていないでしょうか。拳の山が2つ見える程度のウィークグリップは、フェースが開きやすくなるため、拳の山が2つ半見えるスクエアグリップに調整します。
また、ゴルフクラブのヘッドを地面につけてからグリップを決めると、地面の状態によって握る位置がずれてしまいます。ヘッドを浮かせてグリップを決めてからアドレスするのがおすすめです。
グリップに慣れていない初心者や力の弱い女性などは、スイング中に手の中でグリップが回りフェースが開いてしまう場合もあります。グリップの握る力が弱すぎないように注意しましょう。
スイング軌道を修正する
スイング軌道がアウトサイドインになると、フェースが開きやすくなります。アウトサイドインは、クラブヘッドがボールのアウト側(自分より遠い側)からイン側へ抜ける軌道です。
アウトサイドインは、グリップの問題もありますが、スタンスが曲がっている可能性もあります。ターゲットラインと両足・両肩が平行になるようにスタンスをとりましょう。
また、テークバックはフェースを開きながら上げると、当然ながらインパクトの時点でもフェースは開いたままになります。
手の力だけでテークバックしようとするとフェースは開きがちです。しっかり体のねじれを感じて、少しフェースが閉じるくらいのイメージでバックスイングしましょう。
まとめ

ゴルフでフェースが開くのは、初心者の多くが一度は悩むポイントです。
フェースの開閉を意図的にコントロールできるようになると、ショットの幅が広がり、ゴルフはさらに楽しくなります。
焦らず練習を続けて、フェースの開きを克服していきましょう。
できるようになった頃には、「あれ、ゴルフってこんなに優しかったっけ?」と思えるはずです。
